はやく寝たい

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2020都知事選

 今日は都知事選でしたね。わたしは期日前投票初日に突撃しましたので2週間結果待ちでしたが、結果としては、まあ…こう…なんというか…

 がっかり、とか言っていいんだろうか。よくはない気がする。しかしやはり落胆。

 投票率も下がったらしい。Twitterでは#都知事選を史上最大の投票率にしよう のタグもトレンド入りしてたけど、そうですか…。わたしの観測してる範囲なんて世間の極々狭い部分だと痛感せざるを得ない。当たり前なんだけど。選挙のたびにそうなんだけど。

 個人的には、選挙に行かない人を責めることはあまり言いたくないのだ。それぞれ及びもつかない事情があるだろう。政治に興味がある人も、無い人もいるだろう。それは私が受け入れると受け入れざるとにかかわらず事実である。政治に興味がない人を、政治を考えなくてもいいくらい余裕のあるマジョリティだと思ってしまうのも、きっと違うだろう。政治に関心を持たないくらい余裕のない人もいるだろうし、きっかけのないまま歳を重ねている人もいるだろうし、特に理由はないけど政治はつまんない考えたくないという人もいるだろう。そりゃそうだ。私も生身の人間全体的にあんまり興味もてないし、もてと迫られても困る。

 自分の生活と政治が直結している、という感覚を持てた人は幸運なのかもしれない。自分の生活が何に左右されてこんなことになっているか気付かないのは怖かろう…。

  わたしは、政治に目覚めた人間の、上から目線が嫌である。父親がなんかそんなかんじだったからだ。どんな理由であれ、馬鹿にされるのは嫌である。それでも上記のようなことを言ってしまうね。だって、がっかりなんだよ。あ〜〜がっかり。大衆は愚か。目が覚めてる人間はごく僅かだけ。我々だけで政治やったほうがいいよ絶対。

 …という私のような人間が暴走しない為に民主主義があるわけだからね…たとえ泥舟で共に沈もうとも。

 つらい。

 差別主義者に権力を握らせたままでいるのはつらい。それがみんなの選択だというのがつらい。

 東京都全体で同性パートナーシップが法制化されれば、大分違っただろう。日本国籍をもたない日本在住者にも選挙権を与えてほしかった。音楽や、飲食や、今危機を迎えている人たちに補償をしてほしかった。医療をしっかりとした財源で支えてほしかった…………

 もちろん、これからだってそう言い続けるつもりだ。選挙だけが政治参加の方法ではない。政治が生活に直結するように、我々の生活が政治に影響を与えている。何も終わっていない。

 しかし、つらい。

 今日は打ちひしがれようと思う。